日 時/令和5年4月14日(金)
AM12:00~13:30
会 場/衆議院第1議員会館 B1「第5会議室)(11時から食堂でお弁当をご用意させて頂きます。)
東京都千代田区永田町2ー2-1
連絡先/時局心話會 担当:山本 佳奈
TEL03ー5832ー7231 FAX03-5832-7232
「尖閣の領海警備の実態と今後の展望」
講師/奥島 高弘
元海上保安庁長官
奥島氏は尖閣に中国海警察局の船舶が侵入するなかで、現場で指揮をとって戦ってきた指揮官であり、生の声である。昨年1年間で中国海警察局の船舶が尖閣諸島周辺の我が国接続水域に居座った日数は、過去最高の336日に達した。また領海内で操業する我が国の漁船に接近する事案も11件発生し、一度の領海侵入時間も過去最高の72時間45分となった。今尖閣の現場では何が行われているのか、サラミ戦術ともいわれる中国(海警察局)の動向を分析し、海上保安庁という警察機関がこの海域の警備にあたる重要性、さらには自衛隊との連携について展望する。
【講師経歴】1959年〈昭和34年〉7月7日生まれ。北海道出身。北海道小樽桜陽高等学校を経て、1982年(昭和57年)に海上保安大学校を卒業する。海上保安官として警備救難、航行安全等の実務に携わり、根室海上保安部長、第3管区海上保安本部交通部長、政務課政策評価広報室海上保安報道官、警備救難部警備課領海警備対策官、警備救難部管理課長、総務部参事官、第8管区海上保安本部長、警備救難部長などを歴任する。2018年(平成30年)7月31日、海上保安監に就任する。2020年(令和2年)1月7日、海上保安庁長官に就任する。2022年(令和4年)6月28日、海上保安庁長官を退任。
「政民東京會議」とは
政民合同會議は、マスメディア(テレビや新聞の解説委員、論説委員、編集委員等)、知識人、商社、防衛産業等、第一線でご活躍の方々を対象にした講演会です。内外の政治・経済・外交を中心に現場でご活躍の講師陣を毎月1回お招きしています。時間は、12時から13時30分までです。