2018年「京都研修会」5月27日~28日

2018年「京都研修会」5月27日~28日

2018年「京都研修会」5月27日~28日
 5月27日~28日まで、「京都研修会」が開催されました。
 その「京都研修会」の数日前に、韓国から徐乗植氏のご家族4人が来日されました。徐乗植氏は弊会代表の山本善心とは40年来の付き合いで、食通の大家でもあります。山本は徐氏から食へのこだわりを教わったものです。そういった歴史があり、弊会ではおいしいお店を選ぶようになりました。今回、徐氏のご家族には、「なかむら(京料理)」「菊乃井本店(京料理)」「すっぽん大市」「祇園ゆたか(ステーキハウス)」「権兵衛(うどん)」をご案内しました。
 さて、「京都研修会」で選んだお店は、「蕪庵(中華料理)」「菊乃井本店」「権兵衛」であります。
 「蕪庵(ぶあん)」は中華料理店で、京都人の舌に磨かれて、薄味で京都らしい中華の店として育ちました。この「蕪庵」は昭和5年に創業し、今年で88年目を迎えます。京都の住宅街の中にたたずみ、約1000坪のお屋敷で、食事をしながら庭を眺める景色はおもむきがありました。
 また、「菊乃井本店」は京料理で、ミシュランの3つ星です。山本と昔からの友人である西尾八ッ橋の西尾陽子氏から、「京都でご推薦できるお店の一つは、菊乃井です」とのお言葉をいただいたのが今回選んだキッカケでした。食通の大家である韓国の徐乗植氏も、そのおいしさにうなっていました。「菊乃井本店」は季節の旬の食材を集めて京風に調理していました。おかみさんによると、「菊乃井のご主人はお客さんにおなかいっぱいに食べて帰ってもらいたいと考えている」と言われていたが、確かに食事の量が多かったが、おいしいので気になりませんでした。
 さらに、「権兵衛」は親子丼ときつねうどんがおいしいお店です。山本と私は京都出身で、山本が若い時分から通っていたお店であります。韓国の徐氏が親子丼を食べながら「このたまごはどこのたまごですか」と尋ねるほど、たまごの色とうまさにはこだわりがありました。
 振り返ってみると、「京都研修会」では、数々のお店に行きました。ここ2、3年前だと、「なかむら」「嵐山吉兆」でありました。京都にはおいしいお店がたくさんあるが、大人数で入れるところは限られており、いつも頭を悩ませるところであります。

時局心話會「京都研修会」に思う
内田 慎一
株式会社友栄
代表取締役社長
 山本代表がその昔、京都市下鴨に住んでいらしたころ「いったいどんな人がこの素敵なお店を利用するのか?」と感じていたという「蕪庵」(ぶあん)で昼食をとりました。趣のある日本庭園を観ながらの廣東料理というオツなもので、料理は全く脂っこくなく、素材の良さを生かした上品な薄味の廣東料理でした。
 その後、金閣寺を訪問しましたが、浴衣姿の外国人女性旅行者を多く見かけました。池越しに見える黄金に輝く舎利殿は確実にインスタ映えしますから、旅行者に人気があるのは納得できるところです。
 次に訪れたのは、枯山水のお庭で世界的にも有名な龍安寺です。十五夜( 満月)が示すように、東洋の世界では完全を意味する15 。その数の石が庭に設置されていますが、どの角度から眺めても必ず1個の石は他の石に隠れて見えないように造られています。人間は完全を追求しても難しく、たとえ不完全な状態でもその中に満足を見出しなさい!という禅の教えだとか・・・。庭の裏手には「つくばい」(茶室に入る前に手や口を清めるために手水を張っておく石)があり、「吾、唯、足、知」と彫られています。「われ、ただ、たるをしる」と読むそうです。龍安寺は臨済宗(禅宗系の宗派)のお寺で、「石庭・つくばい」を見ても、精神的な奥深さや自省する心を強く感じました。
 夜は、京都の料亭が集まる東山、高台寺周辺で一番奥にある超人気店である菊乃井本店にて京都弁護士会の元会長である浜垣真也氏から「京都の歴史」についてご講演をいただき、その後、春を感じさせる季節の素材を贅沢に使った京懐石に一同、舌鼓を打ちました。
 翌朝は清水寺を拝観しました。残念ながら清水寺が修繕工事中のため幕で覆われていて、「清水の舞台」は一部しか見ることができませんでした。たくさんの修学旅行生を見て自分の学生時代を懐かしく思い出しました。
 たまたま、ブラタモリの京都の「東山・宇治・祇園・嵐山」の各回を見た後での京都訪問だったので、京都の歴史・文化・地理の面で大変勉強になりました。企画していただいた時局心話會の皆様に心より感謝申し上げます。

  • 京都の「なかむら」にて韓国の経済人である徐ご一家とのお食事会。

  • 「金閣寺」にて左から松木鐘司氏、内田慎一氏、山本新太郎

  • 「菊乃井」にて左から弊会代表の山本善心、弁護士(京都)の浜垣真也氏。

  • 「菊乃井」での宴席風景。

  • 「菊乃井」にて楽しそうにする徐ご一家。

  • 「菊乃井」にて集合写真。