木曜コラム

山本善心の週刊「木曜コラム」 今週のテーマ     いじめ犯罪を招く真犯人

前号では、いじめ問題に関する実情と打開策について意見を述べた。文科省調査によると、毎年3万件から16万件のいじめ事件が起こっているが、その後の調査で学校側による隠蔽工作の事実が明らかになっている。これは文科省も教育委員会も事実に蓋をして学校統治の責任を回避してきたということに他ならない。学校側はなぜいじめ問題を放置してきたか、その責任が問われなければならない。この問題では決定的な原因となる犯人への追及は避けて通れまい。

大津の中学生いじめ自殺事件を機に、いまや、学校現場での生徒たちの深刻な事態が国民に広く認識されるようになった。学校現場では秩序は乱れ、授業中の私語がまかり通り、生徒らの学力低下が著しく、他人との絆が分断されるなどの非常事態が起きている。いまでは指導すべき教師が手に負えない生徒を作り出して、彼らの暴力に恐れおののく始末だ。これは教師らが種播きした種に毒が含まれていたからである。

戦後教育は「ゆとり教育」で生徒の学力低下を招き、規範や道徳を教えず頭でっかちな生徒たちを大量に作り出してきた。これらの教育方針は偏向教育と言われ、異常とも思える生徒を作り出してきたのである。「いじめ犯罪」が後戻りできないような教育環境を作った要因を改めて検証してみる必要がある。

いじめ犯罪の真犯人とは…

昔から “真実は最も人を傷つける”というが、ありのままに真実を語ることは現在の権力側を批判することになる。それゆえ関係者は意見も言えず行動もできずに蓋をされたまま、時が来るまで待つしかない。真実が国民に伝わるには、事件が起こって犠牲者が出ることだ。その結果、「いじめ犯罪」がなぜ起こったのか、皆んなが動き出して教育現場の真実が伝わってくる。いじめ犯罪は関係者である担任教師や警察は真実を知っていたが、ずっと長い間放置されてきた。しかし、深刻ないじめ問題を隠蔽し続けることには限界がある。

“いじめ犯罪”とは、戦後60年余にわたって行われてきた学校教育の歪んだ結果物である。これまで文科省は“当たり障らず”で現場の惨状を知りつつも、“知らぬ存ぜぬ”を決め込んできた。「教育委員会は『日教組』に同調し、“恐いものには蓋をしろ”で事実上何もしなかった。「日教組」を知る現場の意見は『日本国解体』が目的であり生徒の『人格と能力』を破壊させる反国家集団だ」と決め付けている。

子供をだめにする教育集団とは

それでは「日教組」がわが国の教育に一体何をしたというのであろうか。「教育現場を解体させる悪の集団のボスが、なぜ政権与党である民主党政権の幹事長を務めているのか」。反日を目的とする「日教組」の政治活動に対して国民にそんな意識がないのはなぜか。これらの疑問に応えるには「いじめ犯罪」が巻き起こした大事件の裏側の真相に触れていく必要があるのではないか。これに対して、筆者はいつも適切な意見を持つ専門家や現場経験者の意見を参考にしてきた。

学校教育の現場で長年にわたって日教組と闘ってきた元鎌倉市議会議員の伊藤玲子氏は、今日のいじめ犯罪の元凶は「日教組」にあると主張して止まない。氏は30年前から「教育現場の日教組支配を断ち切らなければ日本の教育はよくならない」と主張して彼らの活動を糾弾した。氏は弊会の講師としても度々講演され、「私は長年学校現場の授業を参観しましたが、『日教組』は『反国家の政治活動が目的』であり、『子供の人格と学力を崩壊させる集団』です」と強調されたのが印象的であった。伊藤玲子氏が語られた憂慮すべき事態が教育現場の悲惨な「いじめ犯罪」を招いてきたのである。

今になって、教師らは人間として『行っていいこと』『行ってはならないこと』の区別を生徒に教えなかったことを悔やんでいる。これまで国が規範や常識を生徒に押し付けるのは、人格を著しく侵害すると言うのが教師らの持論であった。実態は「日教組」が日本国解体を目指すため、生徒の「人格と学力」を崩壊させる指導を白昼堂々と行ってきたのが現実である。「日教組」は民主党政権の支持基盤であり、しかも幹事長は「日教組」のボスであった。「小沢氏が信頼できないのは日教組のボスと盟反関係にあることであり、政局のためなら何でもありが許せない」と言う人がいた。

国家解体目的で導入された反日教育

わが国がこのような状況下に陥った要因の一つは日本共産党の「日本人民解体革命」である。戦後、日本共産党の志賀義雄氏は「社会主義左翼思想を信奉する小中高教師が『反日教育』を生徒に徹底的に叩き込めば40年後には日本国は溶解する」と言明した。「日教組」はピークで100万人以上の反日教師が登録されていたが、北朝鮮系や左翼の人らと連携して生徒の「学力と人格」を徹底的に破壊させることだった。これは日本共産党の読みが見事に的中した事例である。

それでは日教組が具体的にはどのような活動をしてきたのであろうか。いま、わが国の支配層の中には、日教組教育を受けた人たちが数多く活躍している。日教組の強い小中学校では週一時間の道徳教育すらなおざりにされてきた。「日教組」はゆとり教育で生徒の学力を低下させている。道徳教育を否定することは生徒の人格を削ぎ落とすことであるが、終局は日本国民をバカにすることであった。

日教組は国家を解体することが目的であるが、一体どのような教育を行ってきたのか。たとえば、「日の丸」は軍国主義、侵略戦争のシンボルであり、血塗られた旗であると教えた。また、君が代は戦争責任者・天皇への服従を復活させるもので、危険な国歌であると洗脳。菅直人元首相も、国旗、国歌に反対し、天皇の戦争責任を強調する日教組教育の優等生であった。「日本の国家元首に菅という反日主義者を選んだ政権与党の罪は重い」との声が、昨今しきりに流布されている。原発停止と原発問題のこじれは菅元首相らの“反戦反核”の延長線上にあり、東北大震災の犠牲者を巻き込んでの政治闘争だとの意見も見逃せない。

北朝鮮の民族教育に同調する日教組

日教組と北朝鮮の友好関係は密接であり、一心同体と言われている。日教組は、北朝鮮の民族教育である「愛族愛国運動」に同調し、金正日元総書記の「先軍政治」を賞賛した。横浜の元中学教師によると、教師仲間に金日成の「チェチェ思想」を学べと強要する教師が潜り込んでいるのは周知のことだと言う。チェチェ思想とは、北朝鮮の金日成を賛美する思想である。日教組には北の工作員が教師になって多数が潜り込んでいるとの話は教師間で語られていた。のみならず、韓国に工作員を送り込んで、韓国から毎年数百人の工作員を日本に潜入させていると情報誌は伝えている。

朝鮮高校では、金父子の業績を礼賛し、事実を歪曲して北朝鮮の思想教育が行われていた。そんな学校に政府が高校授業料無償化適用を検討するとした「民主党政権」は北朝鮮の傀儡政権と言わずして何と言おう。「朝鮮労働党の工作拠点に国民の血税を使おうとした民主党政権の思想と政策は厳しく糾弾されるべきだ」との意見は広がりを見せたのである。

2009年1月27日、民主党幹事長である輿石東氏が、「教育の政治的中立はあり得ない」と発言した。昭和29年、中央教育審議会で「教育の政治的中立性」が答申され、「地方公務員の政治的中立性」が放置されている中での発言だ。これは公然と法律を無視したもので、日教組の輿石東氏は民主党幹事長に就任することを何とも思わない国民はおかしい。これでは、いじめ教育の本当の根は有権者にあると見られても仕方あるまい。いま、全国到るところを見廻しても少年たちの非行が渦巻いているが、これは大人たちの責任だと言われても仕方がない。

日教組に子供たちの教育は大人の責任だ

たとえば、8月26日上野松坂屋の地下にある中国料理店で小学5年生位の男の子が母親と口論し、母親に殴る蹴るの暴力を振るい始めたので、母親は恐ろしくなり真っ青な顔になり「ヤメテ」と言いながら逃げ廻った。最後は見かねて支配人らしき人が止めたので治まった。子供の態度や人相の悪さはもとより、親がしつけを怠った現場を見せつけられた。

改めて言うならば、「いじめ犯罪の最大要因は親であり、学校側であり、住民であるとの思いは、大方の世論が理解し始めていよう。橋下徹大阪府知事の時代のことであるが、大阪府立大学で開かれた「教育に関する意見交換会」で日教組教師らのやじに「こういう先生に子供を任せておけない」と言い、真っ向から持論で対決した。

民主党政権で教育再生ができないのは、官公労と「日教組」が支持基盤になっているからだ。何のしがらみもない橋下氏の登場に期待の声は大きい。橋下氏の大阪維新の会が注目を集めるのは教育基本条例だ。つまり教育基本法の精神を教育現場で実践するとしているし、これまでもやってきたが、今後の期待は大きい。次の選挙では、政党のマニフェストを重視し、政治家は教育改革のできる人を選択するのが我々有権者の義務であり、責任であると思う。

次回は9月6日(木)