主張

「時局心話會について」

株式会社ケン・コーポレーションの田中健介氏は、平成18年11月17日の横浜部会で、次のような講演を行われた。
「時局心話會は、自分を磨き、経営力を高めるものだ。企業経営を通じて『国と社会を考える』唯一の会であり、他の業界では絶対に得られない貴重な勉強会である。時局心話會はあえて会を大きくしようとせず、向上心があり勉強熱心な会員を選んで厳密に入会させている。時局心話会は本物の情報と知識を提供する会であり、本やテレビでは触れることのできないことを学べるのは周知のことだ。そのことが人生、事業経営につながってゆき、今では国家・社会に提言できる自分がいる。まさしく時局心話會は本物と呼ぶに相応しく、企業経営者の『意識改革』と『資質向上』を高めるための道場だと考えている。たとえば、骨董品を本物か偽物か見分けるためには経験がないと分からない。そのためには本物を何年もかけて見ていかねばならない。時局心話會はそういった会だと見ている」
まさにこの通り、弊会では「企業経営を通じて、国と社会を考える」ことを理念としてきた。経営者が高い視点、広い視野を持ち、自らの教養を高めることで、経営力と見識をレベルアップする能力が肝要であると考えている。
かつての経営者は先人達から「商人は商い以外のことに眼を向けるな」と戒められた。しかし、経営者が内外の政治や経済の動向を把握できなければ、経営の舵取りができない時代を迎えている。今、時代はすっかり変わっているのだ。これからの指導者には、日本の良き伝統と精神を継承し、時代の変化に適応できる「意識改革」「資質向上」が肝要であると思う。弊会では問題の本質に迫る「情報と知識」の発信によって、会員各位への的確な「判断と決断、そして実行力」に貢献できる存在と自負している。
さて、いま弊会では各界各層を代表して第一線に立つ方々が参加する勉強会に成長している。とくに、企業経営者はもちろん、政治家、ジャーナリスト、マスコミ、知識人が勉強会に参加している。たとえば、「政民合同會議」「時局プレス会議」はマスメディアも注目し、弊会の講演会での講師の発言がたびたび各紙で掲載されるようになった。経営や経済に関する講演はどこでも聞けるが、中でも弊会について、タイムリーなテーマと講師の選択で内外の政治情勢が学べる研究会との評価の声が聞かれるようになったことは嬉しい。
弊会も30周年を迎えたが、今私は実質的に責任ある仕事を担当している。これから30年を目標に会員各位の血となり肉となるような、さらなる会に成長させたいと願っている。